日々徒然に 愛車達と戯れ カメラで世界を切り撮り 恋人と過ごす ゆったりとした 改造人間の 毎日
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ついにこの日がやってきた・・・!
あまりの嬉しさに長文です!
キミ・ライコネン、2007年F1世界チャンピオン!
まさかまさかの最終戦での大逆転劇!
あぁ・・・もう言葉にならない・・・!
F1デビュー当時、F3経験もない若造と見られていたキミが、ついに世界王者・・・。
ザウバーからデビューした時から、こいつは絶対に将来ワールドチャンプになる!
そう信じて応援してきました・・・。
もちろんその当時は俺にとってのアイドル、神様ミカ・ハッキネンがいたけど、ミカの次のフライング・フィンはキミだと確信していました。
その確信どおり、ミカが引退した2001年シーズンにマクラーレンに移籍。
ミカ自らキミを後継者に指名。
大好きなマクラーレンでのワールドチャンピオン獲得を望んでいました。
しかし、マクラーレンでのマシンは信頼性に悩む日々。
ツボにはまると鬼のように速いけど、絶対に勝利が欲しい場面でのマシントラブル。
何度顔を手で覆ったか分かりません。
そのおかげか、2003年にはあのミハエル・シューマッハに、2005年にはフェルナンド・アロンソに次ぐシーズン2位。
「シルバー・コレクター」、「ガラスの靴を履く男」、「開発能力がない」と揶揄されたり非難され続けてきたキミ。
そして今シーズン、フェラーリに移籍しました。
正直、開幕するまではシーズンを通してはディフェンディングチャンピオンのアロンソが有利。
チーム内ではすでにフェラーリでの経験があるマッサが有利だろうと思っていました。
今年一年は、勝利を挙げ、チャンピオン争いに絡みつつもチームに馴染んで来年以降本格的にチャンピオンシップを争えれば、俺はそう考えていました。
しかし、シーズンが始まってみると開幕戦はいきなりの勝利。
これは今年はチャンピオンになれるんじゃないのか!?そう期待しました。
そこに登場したのはスーパールーキー、ルイス・ハミルトン。
僚友でチャンピオンのアロンソに負けず劣らずのドライビングでチャンピオンシップの首位を快走。
負けじとアロンソが勝利を重ねていき、マッサも調子を取り戻して勝利を掴んでいきます。
開幕戦を勝利で飾ったものの、中盤では戦闘力をなくすフェラーリとキミ。
マラネロの風洞施設の稼動停止やスパイ疑惑。
北米2ラウンドではフェラーリ有利と見られていたのに、この2つを落としたときには今シーズンはもう駄目だと半ばあきらめました。
そしたらフランス・ドイツと2連勝。
おぉ!やっと流れがきたか!?と思うとヨーロッパGPではリタイア。
その後はなんとか表彰台を獲得するもハミルトンとアロンソが順調に好成績を挙げていく・・・。
この時点では、俺はもう9割がた諦めていました。
そう、来年チャンピオンになればいいじゃないか、と。
しかし、キミは諦めてはいませんでした。
ベルギーGPでの3連覇。
このレースがキミに逆転チャンピオンの流れを作ったんだと思います。
そして、確かにそう感じました。
雨の日本GP3位、ハミルトンリタイアで荒れた中国GPの勝利。
流れはキミ、そしてアロンソに向いてきてると感じました。
そしてついに最終戦、ブラジルGP。
流れがキミに向いてきているとはいえ、それでもやっぱりハミルトンが有利だろうと考えていました。
もしくはアロンソか。
これまでのポイントはハミルトン107、アロンソ103、キミが100。
仮にキミが優勝しても、ハミルトンが後方に沈まなければ逆転の目はありません。
そんな中でキミはこう言ってました。
「ただ、やれることをやっていくだけ。まずはレースに勝利することさ。」
そう、レーサーはレースに勝つことを至上としているのです。
もちろんチャンピオンシップ獲得は悲願でしょう。
しかし、レーサーはそのコースで一番「速く」走りたいものなんだと、俺にはキミがそう言っている様に思えました。
そして、そういうキミの姿勢がなによりも大好きなのです。
(そういう意味で、チャンピオンシップに固執し「勝つためにはなんでもやる」ミハエルやアロンソがあまり好きではない)
そして奇跡が起きました。
いや、キミが起こしました。
やはりルーキーにとって世界王者へのプレッシャーは大きかったか。
ハミルトンのドライビングはいつになく焦り、雑になってたようにオンボードカメラからは見えました。
ミスを犯し、マシントラブルにも遭う始末。
アロンソも元気がない走り。
それもそのはず、前を行くフェラーリ2台は完璧な速さでした。
レースはマッサとキミのチームメイトバトル。
お互いにベストラップを更新しながらのレース。
1回目のピットイン。
マッサのの方が早く入り、キミは後。
このときは順位が変わらず。
キミにチャンピオンの目があるからそれとなく譲るかな?と思ってましたがマッサは本気で攻めていました。
いや、それが当たり前なんです。
マッサは母国GPで勝ちたいだろうし、そもそもチームオーダーは禁止されています。
だからこそ、だからこそ2回目のピットでキミが前に出たのは本当にもう鳥肌が立ちました。
というか、正直ぶわっと涙が溢れてきました。
「キミが・・・キミがチャンピオンになる!!」
あとはもうただひたすら祈るばかり。
これまでの勝利目前でのエンジンブロー、タイヤバースト、果てはサスペンションが折れる・・・そういった過去のトラブルが頭をよぎりました。
そしてその瞬間は訪れました。
キミ・ライコネン、ブラジルGPでのトップチェッカー。
いつものように、コクピットの中でガッツポーズ。
マッサと編隊走行。
並んできたアロンソと手を振り合い、お互いの健闘を称えていました。
歓喜のウィニングラン。
コースマーシャルと観客に手を振り、祝福に応えます。
パルクフェルメに帰ってきて、マシンを降り、喜びを爆発させるようなことはせずにいつものように静かに、しっかりとガッツポーズ。
もうこのあたりは俺はボロボロ泣いてました。
て言うか、今もグスリながらキーを打ってます。
表彰式では、いつもならシャンパンファイト開始直前にシャンパンを口に含むのに、今日はポディウムに上がったとたんに飲み下すキミ。
勝利の美酒、この日のシャンパンほど旨い物はなかったでしょう。
最終リザルトはアロンソが3位、ハミルトンが7位。
キミが110ポイント、ハミルトン109、アロンソ109。
1ポイント差でキミが年間総合王者に。
ハミルトンはいずれチャンピオンになると思います。
それも近いうちに。
一世代上のキミ、マッサ、アロンソが当面のライバルになっていくでしょう。
しかし、将来的には同年代のドライバーたちとやり合っていく時間が長くなります。
コヴァライネン、クビサ、スーティル、スピード、ロズベルク、ピケJr,そして中嶋一貴などなど。
中でも特にヘイッキ・コヴァライネンは俺は注目しています。
キミの次のフライング・フィンにと思っています。
来年はカーナンバー1をつけたキミが見られます。
これからのシーズンオフ、まだまだ不確定な要素がF1の世界には残っています。
ストーブリーグ、スパイ疑惑、カスタマーカー問題などなど・・・。
それでもまた、今シーズンみたいに熱いシーズンを見れることを期待しています。
Congratulations!!
2007 FIA Formula One World Champion!!
Kimi Raikkonen!!
まさかまさかの最終戦での大逆転劇!
あぁ・・・もう言葉にならない・・・!
F1デビュー当時、F3経験もない若造と見られていたキミが、ついに世界王者・・・。
ザウバーからデビューした時から、こいつは絶対に将来ワールドチャンプになる!
そう信じて応援してきました・・・。
もちろんその当時は俺にとってのアイドル、神様ミカ・ハッキネンがいたけど、ミカの次のフライング・フィンはキミだと確信していました。
その確信どおり、ミカが引退した2001年シーズンにマクラーレンに移籍。
ミカ自らキミを後継者に指名。
大好きなマクラーレンでのワールドチャンピオン獲得を望んでいました。
しかし、マクラーレンでのマシンは信頼性に悩む日々。
ツボにはまると鬼のように速いけど、絶対に勝利が欲しい場面でのマシントラブル。
何度顔を手で覆ったか分かりません。
そのおかげか、2003年にはあのミハエル・シューマッハに、2005年にはフェルナンド・アロンソに次ぐシーズン2位。
「シルバー・コレクター」、「ガラスの靴を履く男」、「開発能力がない」と揶揄されたり非難され続けてきたキミ。
そして今シーズン、フェラーリに移籍しました。
正直、開幕するまではシーズンを通してはディフェンディングチャンピオンのアロンソが有利。
チーム内ではすでにフェラーリでの経験があるマッサが有利だろうと思っていました。
今年一年は、勝利を挙げ、チャンピオン争いに絡みつつもチームに馴染んで来年以降本格的にチャンピオンシップを争えれば、俺はそう考えていました。
しかし、シーズンが始まってみると開幕戦はいきなりの勝利。
これは今年はチャンピオンになれるんじゃないのか!?そう期待しました。
そこに登場したのはスーパールーキー、ルイス・ハミルトン。
僚友でチャンピオンのアロンソに負けず劣らずのドライビングでチャンピオンシップの首位を快走。
負けじとアロンソが勝利を重ねていき、マッサも調子を取り戻して勝利を掴んでいきます。
開幕戦を勝利で飾ったものの、中盤では戦闘力をなくすフェラーリとキミ。
マラネロの風洞施設の稼動停止やスパイ疑惑。
北米2ラウンドではフェラーリ有利と見られていたのに、この2つを落としたときには今シーズンはもう駄目だと半ばあきらめました。
そしたらフランス・ドイツと2連勝。
おぉ!やっと流れがきたか!?と思うとヨーロッパGPではリタイア。
その後はなんとか表彰台を獲得するもハミルトンとアロンソが順調に好成績を挙げていく・・・。
この時点では、俺はもう9割がた諦めていました。
そう、来年チャンピオンになればいいじゃないか、と。
しかし、キミは諦めてはいませんでした。
ベルギーGPでの3連覇。
このレースがキミに逆転チャンピオンの流れを作ったんだと思います。
そして、確かにそう感じました。
雨の日本GP3位、ハミルトンリタイアで荒れた中国GPの勝利。
流れはキミ、そしてアロンソに向いてきてると感じました。
そしてついに最終戦、ブラジルGP。
流れがキミに向いてきているとはいえ、それでもやっぱりハミルトンが有利だろうと考えていました。
もしくはアロンソか。
これまでのポイントはハミルトン107、アロンソ103、キミが100。
仮にキミが優勝しても、ハミルトンが後方に沈まなければ逆転の目はありません。
そんな中でキミはこう言ってました。
「ただ、やれることをやっていくだけ。まずはレースに勝利することさ。」
そう、レーサーはレースに勝つことを至上としているのです。
もちろんチャンピオンシップ獲得は悲願でしょう。
しかし、レーサーはそのコースで一番「速く」走りたいものなんだと、俺にはキミがそう言っている様に思えました。
そして、そういうキミの姿勢がなによりも大好きなのです。
(そういう意味で、チャンピオンシップに固執し「勝つためにはなんでもやる」ミハエルやアロンソがあまり好きではない)
そして奇跡が起きました。
いや、キミが起こしました。
やはりルーキーにとって世界王者へのプレッシャーは大きかったか。
ハミルトンのドライビングはいつになく焦り、雑になってたようにオンボードカメラからは見えました。
ミスを犯し、マシントラブルにも遭う始末。
アロンソも元気がない走り。
それもそのはず、前を行くフェラーリ2台は完璧な速さでした。
レースはマッサとキミのチームメイトバトル。
お互いにベストラップを更新しながらのレース。
1回目のピットイン。
マッサのの方が早く入り、キミは後。
このときは順位が変わらず。
キミにチャンピオンの目があるからそれとなく譲るかな?と思ってましたがマッサは本気で攻めていました。
いや、それが当たり前なんです。
マッサは母国GPで勝ちたいだろうし、そもそもチームオーダーは禁止されています。
だからこそ、だからこそ2回目のピットでキミが前に出たのは本当にもう鳥肌が立ちました。
というか、正直ぶわっと涙が溢れてきました。
「キミが・・・キミがチャンピオンになる!!」
あとはもうただひたすら祈るばかり。
これまでの勝利目前でのエンジンブロー、タイヤバースト、果てはサスペンションが折れる・・・そういった過去のトラブルが頭をよぎりました。
そしてその瞬間は訪れました。
キミ・ライコネン、ブラジルGPでのトップチェッカー。
いつものように、コクピットの中でガッツポーズ。
マッサと編隊走行。
並んできたアロンソと手を振り合い、お互いの健闘を称えていました。
歓喜のウィニングラン。
コースマーシャルと観客に手を振り、祝福に応えます。
パルクフェルメに帰ってきて、マシンを降り、喜びを爆発させるようなことはせずにいつものように静かに、しっかりとガッツポーズ。
もうこのあたりは俺はボロボロ泣いてました。
て言うか、今もグスリながらキーを打ってます。
表彰式では、いつもならシャンパンファイト開始直前にシャンパンを口に含むのに、今日はポディウムに上がったとたんに飲み下すキミ。
勝利の美酒、この日のシャンパンほど旨い物はなかったでしょう。
最終リザルトはアロンソが3位、ハミルトンが7位。
キミが110ポイント、ハミルトン109、アロンソ109。
1ポイント差でキミが年間総合王者に。
ハミルトンはいずれチャンピオンになると思います。
それも近いうちに。
一世代上のキミ、マッサ、アロンソが当面のライバルになっていくでしょう。
しかし、将来的には同年代のドライバーたちとやり合っていく時間が長くなります。
コヴァライネン、クビサ、スーティル、スピード、ロズベルク、ピケJr,そして中嶋一貴などなど。
中でも特にヘイッキ・コヴァライネンは俺は注目しています。
キミの次のフライング・フィンにと思っています。
来年はカーナンバー1をつけたキミが見られます。
これからのシーズンオフ、まだまだ不確定な要素がF1の世界には残っています。
ストーブリーグ、スパイ疑惑、カスタマーカー問題などなど・・・。
それでもまた、今シーズンみたいに熱いシーズンを見れることを期待しています。
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2007 FIA Formula One World Champion!!
Kimi Raikkonen!!
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誕生日:
1982/06/04
職業:
無職(療養中)
自己紹介:
CBR600RRに「載せられて」いるド素人フォトグラファー
胃がない改造人間
MotorCycle&Car
HONDA CBR600RR('05)
HONDA NSR50('91)
SUBARU R1('06)
Camera
Canon IXY DIGITAL 200a
Nikon D40
-AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6GⅡ
胃がない改造人間
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