面接

あやちゃんは元気に働いているかなぁ･･･。

明日、この前に言ってた一般事務のバイトの面接に行ってきます。

今日は朝から学校へ。
就職担当Eさんがそのバイト先の人と顔見知りらしく、紹介しに行く前に俺に直接会っておきたい、とのこと。
軽く面会したあとはお役御免。
Eさんはこれからその会社の方に向かうらしい。
俺は今度退職されるT橋先生と雑談。
そこにEさん登場。
「あれ？まだいたの？じゃあ、君も一緒に来なよ。もう君本人を紹介しちゃうから。」

･･･ハイッ！？

そのまま拉致られる俺。

向かった先は天下の三菱重工業長崎造船所。
ここから三菱財閥、後の三菱系各社の歴史は始まりました。
この所内に俺が応募した会社は入っています。
その会社の事業内容は主に三菱重工長崎造船所内で使われるソフトの開発。
そこの一般事務を募集しているのです。

会社に着き、総務課へ通されるEさんと俺。
もちろん俺平服。
だってまさか来ると思わないからスーツなんて着てきてねぇよ。
そこに総務課長登場。
Eさんとにこやかに談笑してました。（個人的に友人らしい）
で、俺に目を向ける総務課長。
第一声。

「いやぁ～、好青年だねぇ～！HAHAHA！」

肩をバンバン叩かれました。
え、好青年？え？俺が？（笑）

「どれどれ、履歴書見せて？お？君、情報技術者なの？なんで事務員なんかに応募してるの。HAHAHA！」
と、聞かれたのでまぁ、病気のこととか話す。
要は現段階では社会復帰できるかどうか自信ないので二ヶ月間アルバイトでもして自信をつけたい。
そう素直に話してきました。

「ふむ、なるほどねぇ。じゃ、バイト期間終わったら、技術者としてうちに就職する？これ、割かし本気だけど？HAHAHA！」

！！！

ね、願ったり叶ったりですよ！
とは言わず
「まずはこのアルバイトで自分がどれくらい動けるのかを確認してから。ですから、まだそういうことも考えられませんし、そういう自信もありません。」
と、答えてきました。

すると・・・
「HAHAHA！いやぁ～、実に好青年だねぇ～！あぁ～、これが僕の課が募集してたら即採用だよ？なぁ、E君！HAHAHA！」

･･･ハイ？
え、なに･･･｢僕の課が｣って。

「募集がかかってるのは情報通信課。僕は総務課長。残念ながら、僕の課が募集かけてるわけじゃないんだよ～HAHAHA！」

･･･。
え、なに、来た意味あんの？コレ。
てか、履歴書入れた封筒にちゃんと「情報通信課」って書いたのに総務課に通された時点で気付けよ、俺。
あとそのアメリカ笑いすごい気になる。

まぁ、そこは心配無用。
この総務課長さんから、情報通信課の担当の人に話は通してくれるらしい。
「担当は誰？Iさん？HAHAHA！ちょうど良かった！Iさんは君みたいな好青年が大好きなんだよHAHAHA！」
Iさんがどんな中年サラリーマンか想像したら意識が遠くなりました。
・・・とりあえず、ちゃんとよろしくお願いしますと言って出てきました。
なんか、この総務課長さんと話してると、疲れる･･･。

学校でEさんと別れ帰宅。

しばらくしてると家電が鳴り響く。
「もしもし、（俺の姓）です。」
「もしもし私、株式会社○○のIと申しますが・・・あ、もしかしてけーすけさんですかぁ？」

Σ(´Д｀)！！！
な、なんかうら若き女性の声ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━！！

え、この人がIさん？
好青年大好物の？（笑）
とまぁ、よからぬ妄想はいいとして。（電話中ずっと吹きそうだったけど）

電話は予想通り面接のお知らせ。
面接は明日の朝１０時から。
最寄のバス停に着いたら迎えに行くので電話してくれとのこと。
こっちもそうしてくれないと、あの広大な造船所の中をさ迷い歩くことになるのでホッと一安心。

「総務課長に会われたそうですが、好青年なんですってね（笑）明日の面接を楽しみにしてます、では（笑）」

総務課長といい、Iさんといい･･･なんかこの会社、大丈夫か心配になってきた･･･（笑）
まぁ、とりあえず、明日は面接です。
もしかしたら社員登用のチャンスがあるかもしれないので気を引き締めて臨んできます。

ただひとつ問題が。

余りにも遠すぎて何時のバスに乗ったらいいか全然見当もつかない。